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ミスチルふたたび

最近、0時頃・・・寝に入る時間なのだけれど・・・葉が胸から飛び出してくるなぁ...

今、私は、ミスチルとの2度目の出会いの中にいる気がする。

マイノリティ好きの私は、広く人気のあるミスチルが好きではなく、曲は悪くない思ってたけど特に興味はなかった。

それが、病気後久々にテレビ出演した桜井さんを見て、すーっと吸い寄せられるようにハートを持っていかれてしまった、一目惚れしてしまったのだ。
ウルフルズ目当てで見たMステだった。ウルフルズもジョンB復活直後じゃなかったかな。
2003年11月のことだったと思う。

それはそれはどっぷりとはまりファンクラブにも入り、熱い想いが通じてか六本木での1回目のap bank fesにも当選して間近に桜井さんを見て、私は本気で「縁」を感じていた。
いつかどこかでお知り合いに、いやそれ以上の間柄になれるのでは?!なんてことを本気で考えていた。というより、念じていたと言ったほうがいいかもしれない。

今思うと笑えるけど、世の中にはそういう人が結構いるのかもしれない。

けれど、知れば知るほどに、相反する思いも出てきていた。
桜井さんのインタビューは読むのがあまり好きではなかったし、ミスチルに興味がなかった頃に感じていた歌詞への抵抗もまだ残っていた。

惹かれるけど、素直に好きとは思えない。そんな感じ。
ただのあまのじゃくなのか?
自分の嫌いな部分を桜井さんの中に見ているような気もなんとなくしていたので、近親憎悪なのか?とも思った。

翌年2つのライブに行って、私のミスチル熱は下降の一途を辿り、気付くとその炎は完全に消えていた。

それが、最近また火がつきだしたようなのである。
きっかけは「コードブルー」。
ドラマもすごくよくて「HANABI」はさらによかった。
久しぶりにミスチルの曲にぐっときた。大好きな曲。すっかり胸の奥に染み入ってしまった。

そして「幸福な食卓」。
この映画の主題歌が「くるみ」。
リリース当時この曲は特に好きではなかったのだが、映画がとても素敵で曲があまりにもしっくりはまっていて、それも印象に残った。

新しいアルバムのジャケットも「SUPERMARKET FANTASY」というタイトルもとても素敵で、まさか再びミスチルのCDを買うとは思わなかったけれど、ぴあの記事を読んで欲しくなってしまった。

ふと「シフクノオト」を手にしてみた。
DVDがついている。
なんだっけ?PV?
見てみたら、メイキングだった。
すっかり忘れていた。
熱が冷めてから、雑誌やいくつかのCD、DVDを手放した。
でも、これは傷があったかなにかで売れなかった。
残っててよかったと、今思う。

私は嵐も好きだけど、時々、曲の出る早さについていけなくなる。
曲はすごく好きだけどさらっと流れてゆく。

「シフクノオト」を手にとってみて、重みを感じた。
それは、イヤな感じではなく、しっかりとした手応え。
なんとなく聞こえてくるのではなく、体に心に、確かに響きわたる音楽。
そんな重み。

なんかその感じって、吉弥さんの落語に通じるものがあるなぁ。

ミスチルとの再会で、また新しい自分と出会えたら素敵。
好きなものが、好きな人が増えるたび、楽しくて嬉しくなってくる♪
by healingsoul | 2008-12-08 01:10